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株式会社スパイスボックス、オープンイノベーションに取り組む企業向けに、“アイデア出しから試作まで1日で完了する”ワークショッププログラム、「ひらめき」を無償にて提供開始。

プレスリリース

2015.11.18

株式会社スパイスボックス(本社:東京都港区、代表取締役社長 田村栄治)は、このたび、ハッカソン(※1)イベントの企画、運営で得た知見をもとに、商品の企画、開発をはじめ、制度設計や各種研修開発などに取り組む企業や事業部向けに、アイデア出しからプロトタイピング(試作)までを1日で完了するオープンイノベーション型のワークショッププログラム「ひらめき」の提供を開始いたします。なお、本サービスは、初期無償で提供いたします。

昨今、日本でも企業や団体を中心に、一般消費者を巻き込んださまざまなハッカソンイベントが開催されています。ハッカソンイベントの特徴は、初めて会う者同士がチームを組み、アイデア出しからプロトタイピング(試作)までを1日から数日の短期間で実施する点にあります。スパイスボックスでは、これまでショッカソン2015(URL: /shock-a-thon/)をはじめ大小さまざまなハッカソンイベントの企画、運営を行っており、そこで得た知見、ノウハウを活かしながら、このたび、ハッカソンの短期間でアイデアを形にして体験可能な状態にするラピッドプロトタイピングの要素に注目したワークショッププログラムを開発しました。

ラピッドプロトタイピングは、世界的に注目を集めているニーズ発掘型アイデア創出メソッドである「デザイン思考」でも、アイデアを形にするためのプロセスの一つとして定義されています。ラピッドプロトタイピングによって、机上やディスカッションで出たアイデアを“実際に形にして”動かすことで、新しい気付きを得てより高度なアイデアへとブラッシュアップができる点に強みがあります。

今回、スパイスボックスでは、「短時間で多数のアイデアを出すためのノウハウ」や「ラピッドプロトタイピングのノウハウ(アイデア検討用のプログラミングスケッチや電子工作、形状モックアップ制作など)」を集めて、複数のミニワークショッププログラムを開発しました。これらを組み合わせて、新商品の企画、開発はもとより、新制度の設計や各種研修開発などに活用したい企業、部門などに向け、それぞれの目的に合ったワークショップを提供いたします。ワークショップでは、一部スパイスボックス所属のプロデューサー、クリエイティブディレクター、プランナー等の派遣も予定しており、この取り組みを通して世の中にまだない企画、アイデアの創出を後押ししたいと考えています。

(※1)ハッカソン
プログラムを開発することを意味する「ハック」と「マラソン」を合わせた造語。特定のテーマで参加者同士がアイデアを出し合い、サービスやプロダクトなどを生み出すイベント。

※「デザイン思考」で定義されているアイデア創出プロセスの中における、「ひらめき」提供サービスの範囲

 

■「ひらめき」が対応する課題

・オープンイノベーションに取り組んでみたいが、どこから手をつけて良いかわからない
・オープンイノベーションを社内に広めたいが、リソースが足りない
・ハッカソンイベントを実施する際の外部パートナー(メンター)が欲しい

■「ひらめき」の提供内容例

1)ブレインストーミングワークショップ
短時間に多数のアイデアを出す手法である「ブレインライティング法」など、アイデアの発散と収束方法を体験できるワークショップ。

2)ラピッドプロトタイピングワークショップ
アイデアをすばやく形にし、体験可能な状態にするためのさまざまな方法を体験できるワークショップ。

例)
1.ペーパープロトタイピング
Webサイトやサービス、アプリなどのアイデアを紙に書きながらまとめる手法。

2.ダーティープロトタイピング
身近にある発泡スチロールなどの素材や道具を使いながら、プロダクトのアイデアを実際の大きさや形状にして評価する手法。

3.フィジカルコンピューティング
IoTデバイスのアイデアを、Arduinoやkonashiといったマイコンボード(※2)を使い、体験可能な状態にして評価することができるワークショップ。

(※2)
接続したさまざまなセンサーやLED、モーターなどを、簡単なプログラミングで制御できるようにしたマイクロコンピュータ付きの基板。

■「ひらめき」提供に関するお問い合わせ先

担当 :オープンイノベーションサービス(担当:山崎晴貴)
E-Mail:ois@spicebox.co.jp

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株式会社スパイスボックス 広報担当 松田
Tel: 03-3583-5361 Mail: pr@spicebox.co.jp

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